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 しばらく「20世紀書店」が続きます。ほかの世紀にもお邪魔します。

 

226. 1934年の山口青邨『花のある隨筆』(2018年2月12日)

1934年の山口青邨『花のある隨筆』

【初期の龍星閣の本・その4】

澤田伊四郎(1904~1988)の龍星閣(1933年創業)で、秋朱之介(1903~1997)が装幀した2冊目の本です。
東大工学部教授にしてホトトギス派の俳人、山口青邨(1892~1988)の最初の随筆集です。
龍星閣では第一句集『雜草園』に続いての本になります。

外箱や扉の絵は、『草の花』『雜草園』に続いて、福田豊四郎(1904~1970)です。

深い緑の背革に、光沢のある唐紙をあしらった装幀は、秋朱之介にとっても満足のいく仕上がりだったようです。
外箱や扉の図版は、福田豊四郎の原画を写真に撮ったものを網点分解した図版を使っています。龍星閣最初の2冊と同じように木版を使っていたらと思うのですが、依頼仕事ですから、コスト感覚が働いたのでしょうか。

三笠書房(1933年創業)をやめたばかりの秋朱之介が急ごしらえで作った雑誌『書物倶楽部』創刊号(裳鳥会、1934年10月)で、秋朱之介は『花のある随筆』について、次のように書いています。フリーになったばかりの装幀家としての営業みたいなところのある文章です。

 『花のある隨筆』 山口青邨著
 龍星閣板、花のある随筆は、私の最近の仕事として、裳鳥會新板堀口大學氏著ヴェニュス生誕と共に責任を以ておすゝめ出來る装釘の本になつた。私が今迄造つた本のうち、この二著だけが自由に思ふやうに仕事がやれたので、一番自分でも好きになつた。同閣板水原秋櫻子氏の定型俳句陣はまだ、装釘に關して龍星閣主人の希望も多かつた事とて自分としては不滿な處がある。
 花のある随筆の扉、筥ばりの繪は帝展の福田豊四郎畫伯の筆になるもので惡からう筈がなく、本書のいい處は、福田畫伯の絵に負ふところが多い事は事實だ。それに本書の扉と筥に繪を入れる事は装釘する時のはじめからの豫定であつたが、それでもこんな立派な繪が描いていただけやうとは夢に思つてゐなかつた。福田畫伯は帝展その他を通じて私の最も尊敬してゐる畫家で、本書の廣告等に、私の名が福田畫伯の上やさきに出てゐることは私としては大變不滿だ。本書の背は濃い草色の皮を使つて、平を黄色の臘
(蠟牋か?)花模様唐紙にした。どんな本でも色彩の調和さへとれてゐればそう失敗はしないものである。とにかく自分の装釘の本について書くべきではないと思ふが、少くとも私の仕事を見直していただき度いためには本書とヴェニュス生誕を見ていただき度いのでおくめんもなくペンをとった次第である。讀者その點凉とせられよ。
 本書の著者山口先生は東大鑛山冶金學の教授であり、ホトトギス派俳壇の巨匠である。氏の隨筆は私の編輯した雜誌書物にも御掲載を願つたこともあるが、今日に所謂文學者流のところがなく、よく氏の人格の崇高な氣韻を落さず讀者をして、純金質の鑛石にでもふれるやうな詩情を感じさせる。さうだ、之こそは眞に金属で云ふたら純金である。ダイヤモンドのやうな隨筆でもなければ、眞珠のやうな感じの隨筆でもなく、まがふ方なきあのやはらかな、美しいそうしてしたしみ深い純金質の隨筆といふものがあるならばそれはこの山口博士の随筆を於て他にないと云つても過言ではないだらう。

『花のある随筆』の外箱には、福田豊四郎が描いたドクダミの絵が使われていますが、このころ、秋朱之介は、『書物倶楽部』のほかに、『どくだみ』というタイトルの美術・工藝・文學の総合雑誌を企画し、『書物倶楽部』誌上で予告まで出しています。残念ながら未刊に終わったようです。布裂や手刷り・手彩色の図版を貼り込んだ、ぜいたくなつくりの雑誌にする予定だったようです。創刊号だけでも出ていたらと思います。

 

1934年の山口青邨『花のある隨筆』表紙

▲『花のある隨筆』表紙

 

 1934年の山口青邨『花のある隨筆』背

▲『花のある隨筆』革装の背

 

1934年の山口青邨『花のある隨筆』扉

▲『花のある隨筆』扉 福田豊四郎の絵。

 

1934年の山口青邨『花のある隨筆』装幀

▲秋朱之介装 福田豊四郎絵
本書の「跋」(昭和九年秋十月)に次のような謝辞があります。

この本の装幀は秋朱之介氏、畫は福田豊四郎畫伯である、御好意を深謝する。それから書肆澤田伊四郎氏には一切の面倒を御願ひした、之また感謝の意を表する。

 

1934年の山口青邨『花のある隨筆』奥付

▲『花のある隨筆』奥付

『書物倶楽部』(裳鳥会)掲載の龍星閣の広告01

『書物倶楽部』(裳鳥会)掲載の龍星閣の広告02

▲秋朱之介編集の『書物倶楽部』創刊号(裳鳥会、1934年10月)掲載の龍星閣の広告

 

『書物倶楽部』奥付

▲『書物倶楽部』奥付
『書物倶楽部』は、三笠書房をやめた秋朱之介が急ごしらえで作った雑誌で、1934年11月発行の第2号までしか続きませんでした。
注目すべきは発売所が紀伊國屋書店ということ。紀伊國屋書店の創業は、昭和2年(1927)ですから、まだまだ新しい書店だったころです。
ただ秋朱之介の新宿時代は、そう長く続かず、昭和10年(1935)には拠点を銀座に移しています。
そして、大阪から、銀座の秋朱之介を訪ねてきた森谷均(1897~1969)の出版社、昭森社の立ち上げにかかわることになるのですが、それは、また、別の話です。

一方、澤田伊四郎の龍星閣も昭和10年になると、次のような本を上梓して、順調に出版点数を伸ばしていきます。

 田中茂穂 随筆『魚の随筆』
 日野草城 第三句集『昨日の花』
 軽部烏帽子 句集『しどみの花』
 山口誓子 句集『黄旗』
 楠眼橙黄子 句集『橙圃』虚子・秋桜子序
 水原秋櫻子 第三句集『秋苑』
 富安風生 随筆『艸魚集』
 水原秋櫻子編『馬酔木年刊句集 昭和10年版』

山口誓子(1901~1994)と水原秋櫻子(1892~1981)の句集も出して、富安風生(1885~1979)、山口青邨との、いわばエースの4カードを完成させています。

しかし、 龍星閣というと、昭和16年(1941)に出版した高村光太郎『智恵子抄』が、まず最初に思い浮かびます。
同世代で、地方出身で、東京の同じ職場の文学仲間としてスタートした秋朱之介と澤田伊四郎ですが、びっくりするぐらい売れた大ロングセラーの版元になった澤田のことを秋はどう思っていたのだろうかと思うことがあります。
まあ、人の成功など、気にしても仕方のないことなのですが。

今回、澤田伊四郎のことを調べていましたら、澤田伊四郎の故郷、秋田県鹿角郡小坂町に、澤田伊四郎や福田豊四郎の資料の寄贈が、龍星閣からあったようです。もしかしたら、そのなかに、秋朱之介(西谷操)の資料も含まれているかもしれません。

 

龍星閣初期の本を駆け足で見てきましたが、『草の花』『雜草園』『定型俳句陣』『花のある隨筆』この4冊の本は、いずれも天金ということでも共通していました。

龍星閣初期の本の天金

 

〉〉〉今日の音楽〈〈〈

Green Leaves: Nick Drake Covered

英国の音楽誌『MOJO』3月号の付録CDが、久々の当たりでした。
おまけで付いているCDは、繰り返し聴かないものですが、これは結構な回数、繰り返し聴いています。
「Green Leaves: Nick Drake Covered」
ということで、ニック・ドレイク・トリビュートなのですが、参加しているのが、 Vashti Bunyan や Bridget St John や Judy Dyble といったおねえさまがた。その人選だけでもうすでに素晴らしい。
5曲めをケヴィン・エアーズが歌っていたら、12曲目をワイアットが歌っていたら、と思う瞬間もあるのですが、そこまでは望むのは、望みすぎだと思います。

 

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225. 1934年の水原秋櫻子『定型俳句陣』(2018年2月12日)

1934年の水原秋櫻子『定型俳句陣』

【初期の龍星閣の本・その3】

澤田伊四郎(1904~1988)の龍星閣(1933年創業)で、秋朱之介(1903~1997)が装幀した1冊目の本です。
ちょうど秋朱之介が三笠書房(1933年創業)をやめるころの仕事のようです。
龍星閣の本としては最初の革装本です。龍星閣のロゴである龍を使うという指示があったのでしょうか、そういう注文が嫌いな秋朱之介としては、思い通りに作れなかったという印象があるようです。
『草の花』『雜草園』のように新たな木版画を使わず、 手堅いつくりの本になっています。

水原秋櫻子(1892~1981)の、俳句について随筆・批評集です。
水原秋櫻子も、富安風生(1885~1979)、山口青邨(1892~1988)同様、東大ホトトギス派の俳人。産婦人科の医師で、昭和医学専門学校の産婦人科学教授、宮内省侍医寮御用係を務めた人です。

『定型俳句陣』には、『草の花』『雜草園』両書の評も収録されています。

その〈「草の花」を讀む〉では、富安風生のことを次のように書いています。

 (昭和八年)九月のはじめに風生さんが來られて、個人句集を出版するかも知れぬといふ話があつた。以前からの知人が今度出版業をはじめて、その處女出版として句稿を懇望されたとのことであつた。風生さんは非常に謙遜してそのことを話された。

 (昭和八年)十一月十五日夜、風生さんは出來あがつた句集を持つて訪ねて下さつた。しかし私は生憎留守で、晩く歸つてから著者の好みの行きわたつた美しい句集を手にした。

 大正十一年(1922)といふ年は、私がはじめて風生さんを訪ねた年なのだ。それはその年に東大俳句會が生れて、その用件で私は築地の貯金局へ出かけて行つた。長い廊下の突當りにまん丸い課長室があつて、その机に積み重ねた書類の中で、白い夏服姿の風生さんが事務をとつて居られたのを憶えてゐる。

なんだか、戦後の小津安二郎の映画に出てきそうな光景です。

風生さんは逓信省の經理局長といふ忙しい本職を持つて」と書いているので、昭和8年(1933)の末ごろ、富安風生は逓信省の経理局長だったようです。

一方、〈「雜草園」に佇みて〉では、次のように回想しています。

 「雜草園」の著者はその跋文で東大俳句會のことを語り、次のやうに結んでゐる。
 ――それにしても當時の會員で、今東京にゐるものは秋櫻子君と風生君と僕だけだ(下略)――
 私は、嘗て山口誓子君の「凍港」が上梓された時、それが東京堂の書架に「葛飾」と竝んで収められてゐるのを見、一種の感慨のおこるのを禁ずることが出來なかつたが、昨日まだ三省堂の書架の中に「雜草園」と「草の花」と「新樹」とが竝ぶ立てるを瞥見し、ゆくりなくもこの跋文の一節を思ひ起して、しばらくはその前を立ち去ることが出來なかつた。

『凍港』(素人社、1932)は、山口誓子(1901~1994)の第一句集。
『葛飾』(馬酔木発行所、1930)は、水原秋櫻子の第一句集で、『新樹』(香蘭社、1933)は水原秋櫻子の第二句集。
水原秋櫻子の第三句集『秋苑』と山口誓子の句集『黄旗』は、昭和10年(1935)に龍星閣から上梓されますので、龍星閣は、その創業初期においては、富安風生、水原秋櫻子、山口青邨、山口誓子ら4人の最初期の句集を出すことを自分の役割としていたようです。

 

1934年の水原秋櫻子『定型俳句陣』表紙

▲『定型俳句陣』表紙

 

1934年の水原秋櫻子『定型俳句陣』扉

▲『定型俳句陣』扉

 

 1934年の水原秋櫻子『定型俳句陣』装幀者

▲装幀 秋朱之介氏

 

1934年の水原秋櫻子『定型俳句陣』奥付

▲『定型俳句陣』奥付
水原豊は水原秋櫻子の本名。
あとがきにあたる「解説」で、水原秋櫻子は、次のように書いています。

龍星閣主人澤田氏は、「草の花」「雜草園」の二集を出版した人である。私も平素尊敬する風生青邨二友につゞいて、同じ書肆から本書を上梓することを嬉しく思ふ。

【その4へ続く】

 

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224. 1934年の山口青邨『雜草園』(2018年2月12日)

1934年の山口青邨『雜草園』

【初期の龍星閣の本・その2】

澤田伊四郎(1904~1988)の龍星閣(1933年創業)の2冊目の本です。
東大工学部教授にしてホトトギス派の俳人、山口青邨(1892~1988)の最初の句集です。
序文は富安風生(1885~1979)の『草の花』と同じく、高浜虚子(1874~1959) 。
手もとにあるのは箱なしの裸本ですが、今度の装幀は福田豊四郎(1904~1970)単独で、表紙の鶏頭の多色木版が美しい本です。

「跋」 (昭和九年五月十日)で、次のように謝辞をのべています。

  虛子先生からまことに懇篤な序文を頂いたことはこの上もない光榮である、雜草園の眞上に暖い太陽が終日照らしてゐるやうな幸福を感ずるのである、謹んで御禮を申し上げる。
 又、この句集を出すに至つたのは風生君にすゝめられたことが動機になつてゐるので、それがなかつたならば、まだ出來なかつたかも知れない。
 又、龍星閣主人澤田伊四郎君には終始お骨折を願つた。
 又、装幀はは福田豐四郎畫伯をわづらはすことが出來て、かうした美しい本を作ることが出來た、茲に諸君の御好意に對して厚く感謝の意を表する。

 

1934年の山口青邨『雜草園』表紙

▲『雜草園』の表紙は、福田豊四郎の描いた鶏頭の花。多色木版。

 

1934年の山口青邨『雜草園』見返し

▲『雜草園』の見返しは、福田豊四郎が描いたほおずき。木版。

 

1934年の山口青邨『雜草園』扉

▲『雜草園』の扉は、福田豊四郎が描いたタンポポ。木版。

 

1934年の山口青邨『雜草園』奥付

▲『雜草園』奥付
山口吉郎は、山口青邨の本名。
『草の花』にはなかった、龍星閣の龍のロゴが登場。このロゴは福田豊四郎の作なのでしょうか?

 

『草の花』再版のちらし

▲『雜草園』にはさまれていた、富安風生『草の花』再版改装版のちらし
水原秋櫻子、楠目橙黄子、本田あふひ、永田青嵐、高浜虚子の賛辞。

 

『書物』(1934年8月、三笠書房)に掲載された龍星閣の広告

▲秋朱之介編集の雑誌『書物』(1934年8月、三笠書房)に掲載された龍星閣の『草の花』『雜草園』広告
広告コピーを秋朱之介が書いています。
『雜草園』本体には、「山口梅三郎木版刻 都築徳三郎版畫刷」の情報は記載されていないので、これは貴重な情報です。木版の刻と摺りは、富安風生『草の花』と同じメンバーです。
『書物』8月号には、水原秋櫻子「秋川の谿」、山口青邨「梅雨雜筆」、富安風生「瀧不動」と、龍星閣の初期を飾った作家たちも寄稿しています。

【その3へ続く】

 

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223. 1933年の富安風生『草の花』(2018年2月12日)

1933年の富安風生『草の花』

【初期の龍星閣の本・その1】

関東大震災後に復興する東京で、秋朱之介(西谷操、1903~1997)と澤田伊四郎(1904~1988)という、独立独歩のインディーズな出版人を生み出した職場がありました。逓信省の貯金局というところです。

秋朱之介が1980年代末に書いた回想「築地小劇場の頃」(『書物游記』書肆ひやね、1988)で、次のように書いています。

 ボクは、銀座で震災に逢った。正確にいえば新橋の貯金局、東京振替貯金課だった。そこでボクは原簿助手というのをやりながら、トーシャ版刷りのパンフレットを出していた。
 そこには松井、水野、竹内、沢田伊四郎(龍星閣主人)といった文学青年がいたのを思い出す。

「竹内」は、昭和8年(1933)に三笠書房を創業する竹内道之助でしょうか?
関東大震災があった大正12年(1923)からいつごろまで、彼らがそこで働いていたのかは、はっきりしませんが、同じころ、彼らの上役にあたる地位に、東大ホトトギス系の俳人、富安風生(1885~1979)がいました。 富安は昭和11年(1936)に逓信次官までのぼって退職しますが、職場俳誌『青葉』の選者もつとめており、上司がそういう人なら、文学青年が集まりやすい職場環境だったのかもしれません。
なぜ貯金局から秋朱之介や澤田伊四郎のようなインディーズな出版人が生まれたのかという謎の答えにはなりませんが、手掛かりにはなりそうです。

当時の職場俳誌『青葉』を見ることができれば、秋朱之介(西谷操)や澤田伊四郎の名前も見つけることができるかもしれません。

澤田伊四郎は、学生時代から同人誌づくりに熱心だったようで、当時「創作版画」と呼ばれた版画作家と組んで、『港』や『風』といった詩と版画の同人誌をつくっています。かかわった版画家は、恩地孝四郎(1891~1955) 、川上澄生(1895~1972)、平塚運一(1895~1997)、藤森静雄(1891~1943)、前川千帆(1889~1960)、田中恭吉(1892~1915)、川西英(1894~1965)、山口進(1897~1983)、深澤索一(1896~1947)、更科源蔵(1904~1985) といった、1904年生まれの澤田伊四郎より少し上の世代の作家たちです。

その経験をもとに、昭和8年(1933)、澤田伊四郎は龍星閣をたちあげ、本の出版にのりだします。
昭和4年(1929)には、本の出版を始めて、自分のつくりたい本をつくることを追求していた秋朱之介に続いたかたちになります。

その龍星閣が出した最初の本が、富安風生の第一句集『草の花』です。この人選は、貯金局コネクションだったのでしょうか。
序文は高浜虚子(1874~1959)。
表紙の絵は、秋田県出身の澤田伊四郎の同郷で、同い年の福田豊四郎(1904~1970)。
見返しと扉は、創作版画の深澤索一。
龍星閣最初の本ですが、知り合いからしっかり協力してもらって、作ることができた本という印象です。

 

1933年の富安風生『草の花』表紙

▲『草の花』表紙
福田豊四郎による大麦の絵。手漉きの紺紙に金泥。木版で摺られています。

 

1933年の富安風生『草の花』見返し

▲『草の花』見返し
深澤索一の木版によるザクロ。当時の「創作版画」という感じがします。

 

1933年の富安風生『草の花』扉

▲『草の花』扉
深澤索一の木版による椿の花かご。

 

 一冬の榻をうつすや下萌ゆる

▲富安風生の自筆で、「一冬の榻をうつすや下萌ゆる 風生」と書き込まれていました。

 

1933年の富安風生『草の花』奥付

▲『草の花』奥付
富安謙次は、富安風生の本名。
木版画の手摺師は都築徳三郎。
福田豊四郎の表紙絵の彫師は山口梅三郎。
表紙の手漉きの紺紙は、島根県の渡邊弘。
外箱の手漉き紙は埼玉県の田中町兵衛。

この本が出版された昭和8年(1933)11月には、秋朱之介は三笠書房の創設期の編集者・装幀者として、『書物』誌の編集をはじめていました。
昭和9年(1934)『書物』7月号で、秋朱之介が、『草の花』の評を書いています。

 『草の花』富安風生著句集 高濱虚子序
初版五百部賣切、私の手許にあるのはその再版五百部の内の一冊です。この本は初版と再版の装釘がちがひますので特にその點を明かにしてをきます。著者富安氏はホトトギス派の俳人、本志(『書物』)に寄稿下さつた随筆を見てもわかりますやうに名文家として知られてゐます。草の花の作品はかつてホトトギスに發表されたものを一冊にまとめられたものであります、逓信省經理局長の肩書はいかめしくも感じられますが、それが草の花一巻の著者富安氏です、大正八年から昭和八年迄の、五五八句が収載されてゐて、それに高濱虚子先生が十九頁を費やして序を書いて居られます。
  沼の月東京遠き思ひな
  蓮如忌やをさな覺えの御文章
  羽子板や母が贔屓の歌右衛門
  蝶低し葵の花の低ければ
刊行者龍星閣主人澤田さんは私の十年來の友人です。永い日月大變苦労して來てこのときはじめて本らしい本を刊行された、長い間雜誌を出したり本を賣つたりして來られたのではありますが、出版家としての君はまだ素人です、本に大變費用をかけすぎて、そのかけただけの効果を擧げ得てゐないといつた感じがあります、表紙見返し扉みな木版でそれに用紙も申分ない上物を使つてゐます、普通の出版屋には出來ない藝當をしてゐられます、之ではもうかりやうがありません、そこに私は君らしいところ、君らしい良さを感じます。この本は私の思つたより賣れるでしせふ、賣れてくれればいいと思ひます、君は永い間貧乏して來られたのですから。賣れてくれなくては全く困ります、しかし賣れたところで、こんなに金のかかつた本をこさへてはもうかりやうがないでせう、人は君の良心的な仕事を、詩人らしい趣味を、認めずには居られません。さうして草の花一巻は君の出版家としての礎としては、申分のない出來です、君と私は逢ふとお互に口が惡いから。君の仕事は認めて居りほめたくても、あまりほめられない。君の仕事はどんなに立派に出來ても。君に逢つて私が最初に投げつける言葉は悪口ですからね、そのしようこに君は草の花の初版は私には見せてさへくれなかった。君が見せてくれたのはこんなに賣れるよ、と讀者や本屋からの注文書だけでしたね、それにしても君が良い仕事をつづけて出してくれることは私には何よりもうれしい。

この評のときには、『草の花』初版は売り切れて、再版改装版が出ていたようです。
本づくりでは、先輩ということでしょうか、少し上から目線で、ほめています。

【その2へ続く】

 

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222. 1943年の昭南書房版『かの子短歌全集 第一巻』(2018年1月28日)

1943年の昭南書房版『かの子短歌全集 第一巻』表紙

第二次世界大戦中の昭和18年(1943)、西谷操(秋朱之介、1903~1997)は、中村重義、佐藤俊雄らと昭南書房を立ち上げ、一般文芸書の出版を始めます。

西谷操(秋朱之介)の名前は限定出版の特装本と結びつけられがちですが、昭南書房の本は、初版2000部から5000部の一般書です。戦時中の制限の多いなか、よくぞつくれたものだという本が並んでいます。

昭南書房が出版した本は、井伏鱒二、太宰治、石川淳、丸山薫、中川一政、網野菊、島津敬義、横山重、納言恭平、飯田莫哀、室生犀星、南達彦、河東碧梧桐といった人たちのもので、この岡本かの子(1889~1939)の『かの子短歌全集 第一巻』もその1冊です。

昭南書房は、翻訳書も手がけていて、ベルトラン『夜のガスパアル』(城左門訳) のほか、敵国イギリスの作家ヴァジニア・ウルフの『波』(鈴木幸夫訳)やイーデイス・シチエルの『イタリー及び北歐におけるルネサンス』 (飯田敏雄訳)も出していて、わたしたちが一般的に思う「敵性語」の世界とは違った場所もあったのだということを知ることができます。

この『かの子短歌全集 第一巻』は、山口蓬春(1893~1971)の装幀で、表紙には優雅な白いケシの花の多色木版が使われています。それだけでも、なんだか贅沢な気分になります。

この表紙のいちばんの趣向は、白地の紙に、胡粉の白を重ねて花弁を表現しているところでしょうか。


1943年の昭南書房版『かの子短歌全集 第一巻』表紙02

1943年の昭南書房版『かの子短歌全集 第一巻』表紙03

1943年の昭南書房版『かの子短歌全集 第一巻』表紙04

汚れやすいという欠点もありますが、白に白を重ねるという表現には、心意気を感じます。

ただ、『かの子短歌全集 第一巻』に収められた歌のなかには、確かに「曇天のけし」という連作はあるものの、これは紅色のヒナゲシのことで、表紙に使われた白いケシの花と、本文で歌われた花が照応しているのか、ちょっと分かりません。

『かの子全集 第一巻』には、「けし」を歌ったものはないようです。「ひなげし」の歌を引用してみます。

ひなげしも我が黒かみも燃えさかる初夏の日となりにけるかな
あざやかにひなげしの花うつるなり泣きはらしたる後の瞳に
あでやかに君が面を照らせよと灯かげに置きねひなげしの花
ひとところ闇をいや濃く隈どりてひなげしの咲く門にまちけり
前髪のふとしもふれてくづれたる机のうえのひなげしのはな

「曇天のけし」
くもれるままややけき空ひなげしの花の紅うるみ照らへり
低く垂るる雨雲に行きうるみ照らふひなげしに飛ぶ眞白蝶蝶
雨雲は低くたれたり雛罌粟のくれなゐのしめり堪へがてに見ゆ
雨雲のものち紅うるむ罌粟のはな眞白蝶蝶とまりにじめり
足あらけく歩み寄れども曇日の罌粟のしめらひ深くして揺れず

 

装幀 山口蓬春

▲『かの子短歌全集 第一巻』の「装幀 山口蓬春」

 

『かの子短歌全集 第一巻』カバー

▲『かの子短歌全集 第一巻』カバー
花に詳しくないのがばれてしましますが、ここに描かれているのはフジバカマでしょうか。
この本には外箱があるのではないかと思いますが、未見です。

 

『かの子短歌全集 第一巻』見返し

▲『かの子短歌全集 第一巻』見返し
『かの子短歌全集 第一巻』には、「ふたつみつ土筆を折りて代々木野をまたも寂しくたちいでにけり」という歌が収められていました。

 

『かの子短歌全集 第一巻』扉

▲『かの子短歌全集 第一巻』扉
扉は、かわいらしい紙雛の多色木版です。
装幀の山口蓬春の手になるカバーや見返しは、今まさに世界で戦いが続いているのだとは思えないほど、たおやかな仕上がりです。
意識して控えめな題材が選ばれているような気もします。

岡本かの子の歌には、桜や薔薇、芍薬など、大ぶりな派手な花の歌も多いのですが、装幀につかわれている絵は、控えめなものばかりが選ばれているような気もします。岡本一平(1886~1948)が「あと書き」で「今日は時局下假りにも誤解を招かん懸念ある傾きは自粛に自粛を加ふべきは國民として藝術家の務めなりかし。これ僅少なれども意識して集中より若干首を遠慮せしめし由縁。」と書いていますが、装幀でも「自粛」があったのかもしれません。

とはいえ、白に白を重ねるなど、趣向はこらされています。
絵と本文の照応と、しかつめらしく考えるより、「花のかずかず」と考えた方がいいのかもしれません。

 

『かの子短歌全集 第一巻』奥付

▲『かの子短歌全集 第一巻』奥付
初版5000部と分かります。
昭南書房では秋朱之介の名前は使わず、「發行者 西谷操」です。
昭南書房の看板は、青山二郎(1901~1979)の兄、青山民吉(1896~1953)が描いたものだったようで、検印のデザインも青山民吉ではないかと思われます。

秋朱之介『書物游記』(書肆ひやね、1988年)の「山本周五郎をひらく鍵」に、次のような記述があります。

ボクは神田三崎町の印刷屋の二階を事務所にして昭南書房――後の操書房という小さな出版屋をやっていた。たった三人だけの店で、その中の一人が佐藤俊雄(のちの大雅洞主人)で新潟から出て来た文学青年だった。ボクはこの佐藤俊雄の兄と、出版物を通してながいつきあいがあった。チューリップの球根を生産して、外国へ輸出している農家だった。佐藤俊雄はボクの所で著者関係の仕事を委せていたので、岡本一平氏と交渉して『かの子短歌全集』をまとめたり、網野菊のものをとってきたり、太宰治やその他にも、よい仕事をやってくれたと思っている。

岡本一平も、『かの子短歌全集 第一巻』の「あと書き」で、

こゝに昭南書房の佐藤なにがしなる若人あり。愛書の癖より書肆の人となりしが如し他は知らずしきりに來つて女史の詩書の刊行を乞ふ。逐へどもまた來る。その執拗やがて信賴の域にまで達す。予を扶けて渉獵筆勞の煩をも執らんといふ。予をしてつひに懷抱の業をこの助緣によつてなさんとおもはしめぬ。

と書いていて、『かの子短歌全集』は佐藤俊雄の企画だったと知ることができます。

それでも、装幀などから見て、いかにも西谷操(秋朱之介)が関わった本、という印象を受ける1冊です。

残念ながら、「全集」と銘打ちながら、続巻は出ることはありませんでした。
戦局が悪化し、出版に必要な紙を入手することができなくなり、昭和19年(1944)に、昭南書房は、いったん店じまいします。
昭南書房で準備中だった山本周五郎の本は、終戦後、昭和21年(1946)に操書房と名前を改めて、そこで出版されることになります。

『かの子短歌全集 第一巻』は、岡本かの子18歳(明治39年・1906年)から35歳(大正12年・1923年)までの歌で構成されています。
大正12年は関東大震災の年で、最後に収録されている「大震――鎌倉にて遭難――」連作は、終わりに向かう第二次世界大戦とも重なっているようにも読めます。

 

〉〉〉今日の音楽〈〈〈

三十一文字つながりということで、宮城純子と小川美潮のユニットSecret Bookのアルバム 『夢が眠る場所』(1999年、Tecnico Label)から「Ancient Song」を。

『夢が眠る場所』

「茜さす紫野行きしめ野行き野守は見ずや君が袖振る」や「紫草のにほへる妹を憎くあらば人妻ゆゑに吾恋ひめやも」を、小川美潮が、しっとりと読み上げるのでなく、「明るいテレンコ娘」として読み上げています。

 

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221. 2017年のピーター・ブレグヴァド『GO FIGURE』(2018年1月20日)

2017年のピーター・ブレグヴァド『Go Figure』

ピーター・ブレグヴァドのソロアルバムまとめ・その3(承前)

去年の暮れ、2001年の『Choices Under Pressure』以来16年ぶり、ピーター・ブレグヴァド(Peter Blegvad)のソロアルバム第8作『GO FIGURE』がリリースされました。わが家では「ブレグヴァド祭」になっています。
「Go figure」というのは、「信じられない、わけわかんない」といった意味の口語表現のようですが、ジャケットでは「E」の部分が「EL」になっていて、それだけではなさそうです。「碁フィギュア」だって、あり得そうです。

本来は、ブレグヴァド初めてのボックスセット『BLEGVAD BANDBOX』(6枚組)中の1枚として準備されていたのですが、ReRレーベルのありがちなことで、制作進行が遅れて、新作『GO FIGURE』だけが先に届けられました。

全17曲。いちばん長い曲で3分34秒。このアルバムは3分の曲が基本という姿勢のようです。

『GO FIGRURE』CD01

『GO FIGRURE』CD02

『GO FIGRURE』CD03

▲『GO FIGRURE』(2017年、AMATEUR/ReR)CDのパッケージ
手書き文字を使って人や馬や魚、鳥、ハートの図などを描いているのですが、このCDサイズの大きさでは文字を読むことができません。アナログ盤がでれば、図版もLPサイズになるので、 判読可能になりそうです。アナログ盤のリリースも期待したいところです。

 

『GO FIGURE』CDブックレット

『GO FIGURE』CDブックレット02

▲『GO FIGURE』CDブックレット
歌詞に使われている書体は、ブレグヴァドの手書き文字をもとにデジタルフォントを作成したものではないかと考えています。2016年の『SELECTED SONGS by SLAPP HAPPY』(An AMATEUR Production)で使われていたものと同じ書体です。

 

『GO FIGURE』収録曲要約

01. Had to be Bad(3'20)
どうして、人は救いようのないほどの「悪」になれるのだろうか。人を悪たらしめるものがあるのだろうか。
この歌の「悪」は、父親との関係が鍵になっているようです。

02. Penny Black(2'34)
恋文をもらった娘は、その封筒にはられた運命のペニーブラックを見て発作をおこし死ぬ。生まれ変わっても、またペニーブラックのために死ぬ。
コレクター価値の高い世界最初の郵便切手ペニーブラックをめぐる寓話。

03. King of Straw〔Peter Blegvad/Clive Gregson〕(2'51)
「わらの王」を燃やす夜。
「わらの王」が何の象徴か、比喩かは聴き手にまかされています。
○Slapp Happy『Ça Va』(1998年) に別ヴァージョン。

04. Simon at the Stone(3'23)
「ゴーストハンター」として知られた写真家サイモン・マースデン(Simon Marsden、1948~2012)に捧げられた歌。「the Stone」はニューヨークのフルトンストリートにあったアイリッシュパブ「the Blarney Stone」のこと。飲み仲間だったようです。
そのパブのジュークボックスで、サイモン・マースデンがよくかけていたクランシーブラザースの「Isn’t It Grand Boys」の一節「すごいじゃないか、坊や、おっ死んじまっているのは(Isn't it grand. boys, to be bloody well dead?)」 が使われています。
○ブレグヴァドは英INDEPENDENT紙に、サイモン・マースデンの追悼記事を書いています。(2102年3月9日)
○2013年に、音楽サイト「Radio Free Song Club」でギター弾き語り版を公開。
○まったくの余談ですが、イギリスの哲学者サイモン・クリッチリー(Simon Critchley)は、『The NEW YORK TIMES』のウエブ版で、2010年から「The Stone」というオピニオン・フォーラムを主宰しています。「Simon at the Stone」を聴いたら、俺のことかと思いそうです。

05. I Miss You(2'59)
時空を超えて、相手を破滅してしまうほどの強い恋慕。
相手はもうそこにはいない。

06. The Unborn Byron〔Peter Blegvad/Anthony Moore〕(2'51)
○Slapp Happy『Ça Va』(1998年)に 別ヴァージョン。
○ピーター・ブレグヴァドのソロ第7作『Choices Under Pressure』(2001年) に別ヴァ-ジョン。

07. Sven(2'49)
少年時代の空想。
「7(seven)」と「スヴェン(Sven)」のだじゃれ。
空想の世界に存在し続ける、最後のヴァイキングの男スヴェン。
やつのようなのにはもう会えないだろう。

08. Way to Play the Blues(3'27)
このところブレグヴァドの自称であった「amateur」のことを考えていたのですが、『GO FIGURE』には、「amateur」という言葉を歌詞に使っている曲がありました。 たぶん歌詞で「amateur」という言葉を使うのは初めてだと思います。

  有名なバンドでローリングストーンズというのが
  ぼくの所に来て、帽子を脱いで言うんだ
  どうかブルーズを演奏する方法を
  教えていただけませんでしょうか

  ぼくは言ってやったよ、ぼくにも分からないし、確かじゃないよ。
  ぼくはプロじゃないし、ただのアマチュアだ
  でも、それを感じるなら、それを出せばいい、
  それから、シャウトよりささやきのほうが響くこともあるってことを憶えておくといいよ

なんとも人を食った歌詞です。

09. Powers in the Air(3'02)
○ピーター・ブレグヴァドのソロ第1作『The Naked Shakespeare』(1983年)に別ヴァージョン。

10. Mind the Gap(2'46)
見ず知らずの2人が、ひとつになる。
幸せな結びつきでなく、事故や事件、災厄の気配。

11. Too Much(2'21)
世の中すべて「トゥーマッチ」なことばかりでうんざり。
○2012年に音楽サイト「Radio Free Song Club」でギター弾き語り版公開。

12. Million Things(3'34)
数え切れないものごとが途中のままだけど、お迎えはやってくる。

13. My father's face(3'20)
亡くなった父の肖像を描いてみる。消しゴムで消しては描いて。
ブレグヴァドが長年やっている絵遊び「Imagined, Observed, Remembered(想像して、観察して、記憶して)」を連想させます。
父を想像して描く、父を目の前にして観察して描く、父を記憶から思い出して描く。

14. Winner Came There None(2'40)
勝者がレースのゴールに飛び込んでくるのをずっと待っていたのに、だれも来ない。
ずっと待っていた彼女は60歳になり、スターター用の銃で頭を撃ち抜く。

15. God Detector(2'48)
○ソロ第7作『Choices Under Pressure』では「Blegvad/Partridge」とクレジットされていましたが、今回のCDの歌詞ブックレットにアンディ・パートリッジのクレジットがありません。
○ピーター・ブレグヴァドのソロ第7作『Choices Under Pressure』(2001年)に別ヴァージョン。

16. Cote d'Azur(3'32)
南フランスの海岸リゾート地、コートダジュール(青の海岸)に暮らす、たぶん死を前にした、お金持ちの心象風景でしょうか。
「人生はビッチで、金は糞肥」
○2010年、音楽サイト「Radio Free Song Club」に別ヴァージョン。

17. Our First Kiss(2'50)
今も思い出すことのできる、このファーストキスの胸の高鳴りは、彼女のためだけのときめき。ほかの相手では、決してありえないもの。
現実の女性というより、夢の女性のような気もします。自分の分身である女性。アニマとのファースト・キス。

 

David Morleyの詩集『Enchantment』

▲David Morleyの詩集『Enchantment』(2010年、CARCANET)の表紙
表紙の絵はブレグヴァド。今度のアルバム『GO FIGURE』と同じものが使われています。
せっかく16年ぶりの新譜なのですから、絵の使い回しをしなくてもと思ったりもしますが、この絵でなければならない何か理由があったのでしょうか。

 

正規版CDアルバムのほかに、正規版ですが、CD-Rで出されたものもあります。

Peter Blegvad『Live at WFMU』(2013年)

▲Peter Blegvad『Live at WFMU』(2013年)
FM局のチャリティーとして出されたCD-R。1988~89年のスタジオ・ライブ音源。ジャケットの絵は、娘さんのKaye Blegvadが描いています。

ほかに、2005年に出されたCD-Rで、ブレグヴァドが「eartoon(耳まんが)」と呼ぶ、音楽ショートコント的なものを集めた『Passing Through』という2枚組があるのですが、いまだに手にしたことも聴いたこともありません。いつか聴いてみたいものです。

 

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220. 1990年のピーター・ブレグヴァド『King Strut』(2018年1月20日)

1990年のピーター・ブレグヴァド『King Strut』

219. 1983年のピーター・ブレグヴァド『The Naked Shakespeare』(2018年1月20日)

ピーター・ブレグヴァド『The Naked Shakespeare』

218. 鶴丸城跡堀のカワセミ(2018年1月1日)

鶴丸城跡堀のカワセミ01

217. 1936年の伸展社版『醉ひどれ船』ちらし(2017年12月30日)

1936年の伸展社版『醉ひどれ船』ちらし

216. 1869年の「稚櫻豊暐姫命塚」(2017年11月18日)

1869年の「綾御衣裏寧姫命塚」

215. 1813年の金剛嶺石碑(2017年11月18日)

1813年の金剛嶺石碑

214. 1667年のタンタドの観音石像(2017年11月18日)

1667年のタンタドの観音石像

213. 1981年のScritti Politti「The "Sweetest Girl"」(2017年11月6日)

1981 C81

212. 1903年の川上瀧彌・森廣『はな』(2017年10月29日)

1903年の川上瀧彌・森廣『はな』

211. 1982年のThe Ravishing Beauties「Futility」(2017年10月17日)

1982年Mighty Reel

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210. 1925年の西谷操「狼は吠える」(2017年10月8日)

1925年の西谷操「狼は吠える」

209. 1992年の『ホテル・ロートレアモン』(2017年9月15日)

1992年の『ホテル・ロートレアモン』

208. 1935年の堀内敬三『ヂンタ以来(このかた)』(2017年8月29日)

1935年の堀内敬三『ヂンタ以来(このかた)』

207. 2016年の『SELECTED SONGS by SLAPP HAPPY』 ILLUSTRATED by PETER BLEGVAD(2017年8月17日)

『SELECTED SONGS by SLAPP HAPPY』

206. 1931年の佐藤春夫『魔女』(2017年7月25日)

1931年の佐藤春夫『魔女』

205. 1985年の『Rē Records Quarterly Vol. 1 No. 1』の予約購読者へのおまけ(2017年6月27日)

1985年の『Rē Records Quarterly Vol. 1 No. 1』の予約購読者へのおまけ

204. 1985~1986年の『Rē Records Quarterly Vol. 1』(2017年5月28日)

Rē Records Quarterly Vol. 1 No.1 back

203. 1932年の池田圭『詩集技巧』(2017年4月27日)

1932年の池田圭『詩集技巧』表紙

202. 2011年の『Emblem of My Work』展カタログ(2017年4月3日)

2011年の『Emblem of My Work』展カタログ

201. 1928年の佐佐木信綱・佐佐木雪子『竹柏漫筆』(2017年3月17日)

1928年の佐佐木信綱・佐佐木雪子『竹柏漫筆』背

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200. 千駄木の秋朱之介寓居から小日向の堀口大學の家まで(2017年3月16日)

小日向の鷺坂

199. 2009年の『黒いページ』展カタログ(2017年2月14日)

2009年の『黒いページ』展カタログ

198. 1934年の『西山文雄遺稿集』(2017年1月31日)

1934年の『西山文雄遺稿集』

197. 1967年の『笑いごとじゃない』(2017年1月14日)

1972年の『笑いごとじゃない』

196. 2017年1月1日の桜島

2017年1月1日の桜島01

195. 1978年のキャシー・アッカーの声(2016年12月31日)

2016年Peter Gordon & David van Tieghem「Winter Summer」裏ジャケット

194. 1934年のポオル・ジェラルデイ著・西尾幹子訳『お前と私』(2016年12月19日)

1934年のポオル・ジェラルデイ著・西尾幹子訳『お前と私』

193. 1974年の富岡多恵子『壺中庵異聞』(2016年12月15日)

1974年の富岡多恵子『壺中庵異聞』

192. 1995年の峯村幸造『孤拙優游』(2016年11月30日)

1995年の峯村幸造『孤拙優游』

191. 1980年の今井田勲『雑誌雑書館』(2016年10月27日)

1980年の今井田勲『雑誌雑書館』箱表紙

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190. 1971年の『海』の表紙(2016年10月24日)

1971年の『海』01

189. 1975年の堀口九萬一著・堀口大學訳『長城詩抄』(2016年10月17日)

1975年の堀口九萬一著・堀口大學訳『長城詩抄』

188. 1936年の『木香通信』6月号(2016年9月26日)

1936年の『木香通信』六月号

187. 1936年のモラエス『おヨネと小春』(2016年9月4日)

1936年のモラエス『おヨネと小春』箱と表紙

186. 1927年の『藝術市場』―避暑地ロマンス号(2016年8月19日)

1927年の『藝術市場』

185. 1968年の天沢退二郎『紙の鏡』(2016年8月5日)

1968年の天沢退二郎『紙の鏡』

184. 1970年の天沢退二郎『血と野菜 1965~1969』(2016年8月4日)

1970年の天沢退二郎『血と野菜』

183. 1946年のダーウィン夫妻『イッシイブッシイとトップノット』(2016年7月29日)

1946年のダーウィン夫妻『イッシイブッシイとトップノット』

182. 1990年のジョン・グリーヴス『ローズ・セ・ラ・ヴィ』(2016年7月21日)

1990年のジョン・グリーヴス『ローズ・セ・ラ・ヴィ』

181. 1953年の片山廣子『燈火節』(2016年5月18日)

1953年の片山廣子『燈火節』

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180. 1907年の『シャナヒー』年刊版第2巻(2016年5月17日)

1907年の『シャナヒー』年刊版第2巻

179. 1906年の『シャナヒー』年刊版第1巻(2016年5月16日)

1906年の『シャナヒー』年刊版第1巻

178. 1904年の『アイルランドの丘で狩りをする妖精女王マブ』(2016年5月10日)

1904Queen Maeve

177. 1942年の野村傳四『大隅肝屬郡方言集』(2016年4月28日)

野村傳四『大隅肝屬郡方言集』表紙

176. 1926年ダックワース版のハドソン『緑の館』(2016年4月22日)

1926GreenMansions01

175. 1948年のバーナード・ダーウィン『のんきな物思い』(2016年3月17日)

1948Every Idle Dream

174. 1989年の天沢退二郎詩集『ノマディズム』(2016年2月23日)

1989年の天沢退二郎詩集『ノマディズム』

173. 1946年と1956年の『折々のナーサリーライム』(2016年2月18日)

1946年と1956年の『折々のナーサリーライム』

172. 1935年のダーウィン夫妻『トゥトロ氏と仲間たち』(2016年1月24日)

1935年のダーウィン夫妻『トゥトロ氏と仲間たち』表紙

171. 桜島雪景色(2016年1月24日)

2016年1月24日桜島雪景色

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170. 1927年のダーウィン夫妻『トゥトロ・トゥ』(2016年1月18日)

1927年のダーウィン夫妻『トゥトロ・トゥ』表紙

169. 1966年の天沢退二郎『時間錯誤』(2016年1月17日)

1966年の天沢退二郎『時間錯誤』表紙

168. 1925年のダーウィン夫妻『トゥトロ氏のおはなし』(2016年1月12日)

1925 The Rale Of Mr Tootleoo 表紙

167. 2016年1月1日の桜島

2016年1月1日桜島

166. 1964年のミス・リード編『カントリー・バンチ』(2015年12月31日)

1964 Miss Read Country Bunch

165. 1924年のジェフリー・ケインズ『サー・トマス・ブラウン書誌』(2015年12月12日)

A BIBLIOGRAPHY OF SIR THOMAS BROWNE

164. 1975年のAllen Toussaint 『Southern Nights』(2015年11月16日)

1975 Allen Toussaint Southern Nights

163. 1968年の松下竜一『豆腐屋の四季』(2015年11月11日)

1968松下竜一『豆腐屋の四季』

162. 1963年の天沢退二郎詩集『夜中から朝まで』(2015年11月10日)

天沢退二郎詩集『夜中から朝まで』

161. 1984年の品川力『本豪落第横丁』(2015年10月1日)

1984年の品川力『本豪落第横丁』

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160. 2015年のユニティー・スペンサー『アーチストになれて運がよかった』(2015年9月30日)

Unity Spencer『Lucky to be an Artist』

159. 1961年の天沢退二郎詩集『朝の河』(2015年8月30日)

1961年天沢退二郎詩集『朝の河』表紙

158. 1972年の『天澤退二郎詩集』(2015年8月29日)

1972天澤退二郎詩集外箱

157. 初夏の七郎すもも(2015年7月24日)

七郎すもも01

156. 1979年のPeter Gabriel「Here Comes The Flood」(2015年7月23日)

1979 Peter Gabriel Here Comes the Flood

155. 1940年の松崎明治『ANGLING IN JAPAN (日本ノ釣)』(2015年6月18日)

1940 ANGLING IN JAPAN Cover

154. 2000年のクリンペライ『不思議の国のアリス』ジャケット(2015年4月25日)

2000 Klimperei Alice au Pays des Merveilles

153. 2012年のデヴィッド・アレン『サウンドバイツ 4 ザ レヴェレイション 2012』(2015年3月18日)

soundbites 4 tha reVelation 2012_cover

152. 2012年のダンカン・ヘイニング『トラッドダッズ、ダーティボッパー、そしてフリーフュージョニアーズ』(2015年3月16日)

Trad Dads, Dirty Boppers And Free Fusioneers

151. 1976年のキリル・ボンフィリオリ『Something Nasty In The Woodshed』(2015年1月29日)

1976Bonfiglioli_Something Nasty

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150. 1949年の七高文藝部『啓明』最終刊号(2015年1月18日)

1949年の七高文藝部『啓明』最終刊号

149. 1995年ごろの片岡吾庵堂さん作「翔び鶴」(2015年1月10日)

片岡吾庵堂さんの翔び鶴

148. 1937年のダグラス・コッカレル『製本』(2015年1月5日)

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147. 2015年1月1日の桜島

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146. 1984年のジョージ・オーウェル『1984年』ファクシミリ版(2014年12月30日)

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145. 1974年の天澤退二郎詩集『譚海』(2014年12月29日)

1974天澤退二郎詩集『譚海』

144. 2001年の岩田宏『渡り歩き』(2014年12月26日)

2001年岩田宏『渡り歩き』

143. 1980年の岩元紀彦監修『追悼文集 伯父 岩元禎』(2014年12月1日)

岩元紀彦監修『追悼文集 伯父 岩元禎』

142. 1985年のエドワード・リア回顧展カタログ(2014年10月7日)

1985Edward Lear01

141. 1977年の辻邦生『夏の海の色』(2014年8月29日)

辻邦生『夏の海の色』

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140. 1974年のロバート・ワイアット『ロック・ボトム』(2014年7月26日)

1974Wyatt_Rock Bottom01

139. 1998年の『河原温 全体と部分 1964-1995』展カタログ(2014年7月16日)

1998河原温_表紙

138. 1913年の半仙子『日當山侏儒戯言』(2014年6月30日)

1913半仙子『日当山侏儒戯言』表紙

137. 1917年の加藤雄吉『尾花集』(2014年6月27日)

1917加藤雄吉_尾花集_表紙

136. 1929年の島津久基『羅生門の鬼』(2014年6月12日)

1929島津久基_羅生門の鬼_箱

135. 1943年の『FLEURON』誌刊行20周年記念に催された食事会のメニュー(2014年4月25日)

1943年『Fleuron』誌20周年昼食会メニュー01

134. 1995年の平田信芳『石の鹿児島』(2014年2月27日)

平田信芳_石の鹿児島

133. 1983年のリチャード・カーライン回顧展カタログ(2014年2月8日)

1983Richard Carline_catalogue

132. 1971年のリチャード・カーライン『ポストのなかの絵』第2版(2014年1月26日)

1971Carline_Post

131. 1994年のウィリー・アイゼンハート『ドナルド・エヴァンスの世界』(2014年1月7日)

1994DonaldEvans_cover

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130. 1978年の雅陶堂ギャラリー「JOSEPH CORNELL展」カタログ(2014年1月5日)

1978Cornell_雅陶堂_cover

129. 2014年1月1日の日の出(2014年1月1日)

2014年1月1日桜島の日の出01

128. 2010年の『クラシック・アルバム・カヴァー』(2013年12月11日)

2010Classic Album Cover_Royal Mail

127. 1934年の『藝術家たちによる説教集』(2013年12月1日)

1934Sermons by Artists_表紙

126. 1926年の南九州山岳會編『楠郷山誌』(2013年11月27日)

1926楠郷山誌_箱表紙

125. 1924年の第七高等学校造士館旅行部『南溟』創刊号(2013年11月26日)

1924南溟_表紙

124. 1974年の講談社文庫版『復興期の精神』(2013年11月17日)

1974年_花田清輝_復興期の精神

123. 1924年の箱入りの志賀直哉『眞鶴』と木村荘八『猫』(2013年11月9日)

1924志賀直哉_真鶴_木村荘八_猫_箱と表紙

122. 1912年ごろのスレイド美術学校のピクニック集合写真(2013年10月17日)

1912 Slade picnic

121. 1929年のアーサー・ウェイリー訳『虫愛づる姫君』(2013年10月8日)

1929Wale_The Lady Who Loved Insects_cover

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120. 2004年の『妄想フルクサス』(2013年9月30日)

2004Mousou Fluxus_cover01

119. 1937年のアーサー・ウェイリー訳『歌の本』(2013年9月22日)

1937_54_Waley Book of Songs

118. 1984年のガイ・ダヴェンポート『「りんごとなし」とその他の短編』(2013年9月12日)

1984Davenport_Apples & Pears

117. 1953年のゴードン・ボトムレイ『詩と劇』(2013年9月10日)

1953GordonBottomley

116. 1905年のゴードン・ボトムレイ『夏至の前夜』(2013年9月9日)

1905MidsummerEve_cover

115. 1985年の『さようなら、ギャングたち』(2013年7月31日)

1985So Long Gangsters

114. 1972年の島尾敏雄『東北と奄美の昔ばなし』(2013年7月14日)

1972東北と奄美の昔ばなし詩稿社

113. 1976年の『ジョセフ・コーネル・ポートフォリオ』(2013年7月4日)

1976Joseph Cornell Portfolio01

112. 1958年のエリナー・ファージョン『想い出のエドワード・トマス』(2013年6月26日)

1958Farjeon_Thomas_Oxford

111. 1887年のローレンス・オリファント『ファッショナブルな哲学』(2013年6月15日)

1887Oliphant_Fashionable Philosophy_cover

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110. 1938年の『聖者の物語』(2013年6月12日)

1938Marty_Histoire Sainte_cover

109. 1975年のハットフィールド・アンド・ザ・ノース『ザ・ロッターズ・クラブ』(2013年6月4日)

1975Hatfield and the North_The Rotters' Club

108. 1982年のアン・テイラー『ローレンス・オリファント 1829-1888』(2013年5月26日)

1982Anne Taylor_Laurence Oliphant

107. 1971年のドナルド・バーセルミ『ちょっとへんてこな消防車』(2013年5月16日)

1971Barthelme_fire engine

106. 1991年のウィリアム・ギブスン&ブルース・スターリング『ディファレンス・エンジン』(2013年5月10日)

1991THE DIFFERENCE ENGINE

105. 1992年の『五代友厚・寺島宗則・森有礼』(2013年5月8日)

1992reimeikan_mori arinori

104. 1957年の木山捷平『耳學問』(2013年4月28日)

1957Kiyama Shouhei Mimigakumon

103. 1924年のエドワード・ゴードン・クレイグ『木版画と覚書』(2013年4月23日)

1924 Gordon Craig Woodcuts cover 01

102. 1957年のエドワード・ゴードン・クレイグ『わが生涯の物語へのインデックス』(2013年4月17日)

1957Index_Gordon Craig

101. 1900年ごろのホフマン『英語版もじゃもじゃペーター』(2013年4月8日)

1900Struwwelpeter_cover

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100. 1959年の『グウェン・ラヴェラの木版画』(2013年3月26日)

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99. 1977年の『レイノルズ・ストーン木版画集』(2013年3月24日)

1977ReynoldsStone_titlepage

98. 1981年の『九百人のお祖母さん』(2013年3月23日)

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97. 1938年の『風車小屋だより』(2013年3月19日)

1938Daudet_Moulin_cover

96. 1935年の『薩藩の文化』(2013年3月13日)

1935Satsuma_bunka_cover

95. 1981年の『土曜日の本・傑作選』(2013年3月12日)

1981SaturdayBook_wrapper

94. 1975年の『土曜日の本』(2013年3月11日)

1975SaturdayBook_wrapper

93. 1973年の『土曜日の本』(2013年3月10日)

1973SaturdayBook_wrapper

92. 1972年の『土曜日の本』(2013年3月9日)

1972SaturdayBook_box_wrapper

91. 1971年の『土曜日の本』(2013年3月8日)

1971SaturdayBook_wrapper

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90. 1970年の『土曜日の本』(2013年3月7日)

1970SaturdayBook_wrapper

89. 1969年の『土曜日の本』(2013年3月6日)

1969SaturdayBook_box_wrapper

88. 1968年の『土曜日の本』(2013年3月5日)

1968SaturdayBook_box_wrapper

87. 1967年の『土曜日の本』(2013年3月4日)

1967SaturdayBook_wrapper

86. 1966年の『土曜日の本』(2013年3月3日)

1966SaturdayBook_box_wrapper

85. 1965年の『土曜日の本』(2013年3月2日)

1965SaturdayBook_wrapper

84. 1988年のケヴィン・エアーズのライブ(2013年3月1日)

1978KevinAyers_RainbowTakeaway

83. 1964年の『土曜日の本』(2013年2月28日)

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82. 1963年の『土曜日の本』(2013年2月27日)

1963SaturdayBook_wrapper

81. 1962年の『土曜日の本』(2013年2月26日)

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80. 1961年の『土曜日の本』(2013年2月25日)

1961SaturdayBook_box_wrapper

79. 1960年の『土曜日の本』(2013年2月24日)

1960SaturdayBook_wrapper

78. 1959年の『土曜日の本』(2013年2月23日)

1959SaturdayBook_box_wrapper

77. 1958年の『土曜日の本』(2013年2月22日)

1958SaturdayBook_box_wrapper

76. 1957年の『土曜日の本』(2013年2月21日)

1957SaturdayBook_box_wrapper

75. 1956年の『土曜日の本』(2013年2月20日)

1956SaturdayBook_box_wrapper

74. 1955年のオリーヴ・クックとエドウィン・スミス『コレクターズ・アイテム』(2013年2月19日)

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73. 1955年の『土曜日の本』(2013年2月18日)

1955SaturdayBook_box_wrapper

72. 1954年の『土曜日の本』(2013年2月17日)

1954SaturdayBook_box_wrapper

71. 1953年の『土曜日の本』(2013年2月16日)

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70. 1952年の『土曜日の本』(2013年2月15日)

1952SaturdayBook_wrapper

69. 1951年の『土曜日の本』(2013年2月14日)

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68. 1951年の『現代の本と作家』(2013年2月13日)

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67. 1950年の『土曜日の本』(2013年2月12日)

1950SaturdayBook_wrapper

66. 1949年の『土曜日の本』(2013年2月11日)

1949SaturdayBook_wrapper

65. 1948年の『土曜日の本』(2013年2月10日)

1948SaturdayBook_wrapper

64. 1947年の『土曜日の本』(2013年2月9日)

1947SaturdayBook_wrapper

63. 1946年の『土曜日の本』(2013年2月8日)

1946SaturdayBook_wrapper

62. 1945年の『土曜日の本』(2013年2月7日)

1945SaturdayBook_wrapper

61. 1944年の『土曜日の本』(2013年2月6日)

1944SaturdayBook_cover

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60. 1943年の『土曜日の本』(2013年2月5日)

1943SaturdayBook_wrapper

59. 1942年の『土曜日の本』(2013年2月4日)

1942SaturdayBook_cover

58. 1936年の『パロディ・パーティー』(2013年2月3日)

1936ParodyParty_cover

57. 1941年の『土曜日の本』(2013年2月2日)

1941SaturdayBook_rapper

56. 1953年ごろの『スティーヴンス=ネルソン社の紙見本帖』(2013年1月31日)

1953Specimens_cover

55. 1945年の岸田日出刀『建築學者 伊東忠太』(2013年1月29日)

1945Kishida_Ito Chuta

54. 1912年のチャールズ・T・ジャコビの『本と印刷についての覚書』(2013年1月27日)

1912CTJacobi_Books and Printing

53. 1903年の岡倉覚三『東洋の理想』(2013年1月26日)

1903Okakura_The Ideals Of The East

52. 1895年のウィリアム・モリス『世界のかなたの森』(2013年1月25日)

1895Morris_WoodBeyondTheWorld_title

51. 1969年ごろの『モノタイプ社印刷活字見本帖』(2013年1月23日)

1969MonotypeSpecimen

 

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50. 1958年の小沼丹『黒いハンカチ』(2013年1月22日)

1958OnumaTan_BlackHandkerchief

49. 1902年のゴードン・ボトムレイ『夜さけぶもの 一幕劇』(2013年1月21日)

1902Bottomley_Crier_cover

48. 1955年の『詩人と画家 ゴードン・ボトムレイとポール・ナッシュの往復書簡』(2013年1月20日)

1955Bottomley_Nash_Correspondence

47. 1945年のトム・ジェントルマン『ブラエ農場』(2013年1月19日)

1945BraeFarm_cover01

46. 1957年の岩波書店版『漱石全集 書簡集一~五』(2013年1月18日)

1957Souseki_letters

45. 1980年のノエル・キャリントン『キャリントン 絵・素描・装飾』(2013年1月17日)

1980Noel Carrington

44. 1970年の『キャリントン 手紙と日記抜粋』(2013年1月16日)

1970Carrington

43. 1892年のマードック,バートン,小川『アヤメさん』(2013年1月15日)

1892Ayame-san01

42. 1910年のポンティング『この世の楽園・日本』(2013年1月14日)

1910Ponting_ LOTUS-LAND JAPAN

41. 1987年のデヴィッド・マッキッタリック『カーウェン・パターン紙の新見本帖』(2013年1月13日)

1987_A New Specimen Book of Curwen Pattern Papers

 

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40. 1969年の『岩下壮一 一巻選集』(2013年1月12日)

1969IwashitaSoichi

39. 1860年のモクソン版『アルフレッド・テニスン詩集』(2013年1月11日)

1860Moxon_Tennyson

38. 1980年のヤング・マーブル・ジャイアンツ『言葉と絵』(2013年1月10日)

1980YMG

37. 1927年の『七高さん』(2013年1月9日)

1927_7kousan

36. 1936年のグウェン・ラヴェラ『逃亡』(2013年1月8日)

1936Runaway_Raverat

35. 1899年のメアリ・フェノロサ『巣立ち』(2013年1月7日)

1899OutOfTheNest

34. 1906年のメアリ・フェノロサ『龍の画家』(2013年1月6日)

1906DragonPainter

33. 1961年のジュニア鹿児島編『ニコニコ郷土史』(2013年1月5日)

1961niconico_history

32. 1940年のジョン・ファーリー『刻まれたイメージ』(2013年1月4日)

1940JohnFarleigh

31. 1939年と1946年の『トワエモワ』(2013年1月3日)

1939ToiEtMoi

 

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30. 1963年の『シルヴィア・ビーチ 1887-1962』(2013年1月2日)

1963SylviaBeach

29. 謹賀新年(2013年1月1日)

2013HappyNewYear

28. 1984年のカトラー文・ベンジ絵『ニワトリになったハーバートくん』(2012年12月31日)

1984Cutler_Benge

27. 1970年のアーサー・ウェイリー『Madly Singing in the Mountains』(2012年12月30日)

1970ArthurWaley

26. 1925年のウェイリー訳『源氏物語』(2012年12月29日)

1925Genji_Waley

25. 1931年のウィリアム・ローゼンスタイン『人と思い出』(2012年12月28日)

1931WillRothenstein

24. 1949年の梅花艸堂主人『夢』(2012年12月27日)

1949Baikasodo_yume

23. 1947年の加藤一雄『無名の南畫家』(2012年12月26日)

kato_mumeinonangaka1947

22. 1963年の岩本堅一『素白随筆』(2012年12月25日)

sohakuzuihitsu1963

21. 1978年のブライアン・イーノ&ピーター・シュミット『オブリーク・ストラテジーズ』(2012年11月2日)

Oblique Strategies1978

 

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20. 1982年のロバート・ワイアット『シップビルディング』(2012年10月30日)

Wyatt_Shipbuilding1982

19. 2000年のピーター・ブレグヴァド『リヴァイアサンの書』(2012年10月29日)

Blegvad_leviathan2000

18. 1910年のジェームズ・マードック『日本史・第一巻』(2012年10月27日)

Murdoch_Japan1910

17. 1903年のジェームズ・マードック『日本史』(2012年10月26日)

Murdoch_Japan1903

16. 1861年のエドモンド・エヴァンス『THE ART ALBUM』(2012年10月24日)

Evans1861_Art Album

15. 1898年のカーライル『衣装哲学』(2012年10月23日)

Sartor Resartus

14. 1861年のジョン・ジャクソン『木版論』(2012年10月22日)

Jackson_Chatto_Wood Engraving

13. 1937年のフランシス・ブレット・ヤング『ある村の肖像』(2012年10月21日)

Young_Hassall_Portrait of a Village

12. 1974年の坂上弘『枇杷の季節』(2012年10月20日)

坂上弘_枇杷の季節

11. 1952年のグウェン・ラヴェラ『Period Piece』(2012年10月19日)

Raverat_Period Piece

10. 1919年の『ルパート・ブルック詩集』(2012年10月16日)

Rupert Brooke Raverat

09. 1942年の松崎明治『釣技百科』(2012年10月14日)

matuzaki_tyougyo1942

08. 1966年のキース・ロバーツ『パヴァーヌ』(2012年10月11日)

impulse1966

07. 1983年の島尾ミホ『海嘯』(2012年10月11日)

simaohiho_kaishou

06. 1933年の内田百間『百鬼園随筆』 (2012年10月11日)

hyakkienzuihitu

05. 1964年のケヴィン・エアーズ最初の詩集(2012年10月10日)

1964Ayers_Bookle

04. 1936年の「国際シュルレアリスト広報」第4号(2012年10月9日)

1936SurrearistBulletin

03. 1921年のクロード・ローヴァット・フレイザー(2012年10月8日)

The Luck of the Bean-Rows

02. 1899年と1904年の『黄金時代』(2012年9月26日)

1904年の『黄金時代』表紙

01. 1945年の『青い鳥』(2012年9月22日)

青い鳥01