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スワロウデイル

 編集工房SWALLOW-DALEのアーカイヴ準備室です。ときどき更新します。

平田信芳文庫

 平田信芳(1930年9月15日 - 2014年2月15日)の思い出に、
「平田信芳文庫」を開設しました。(2014年10月28日)

 

SWALLOW-DALE

 不定期刊小冊子『SWALLOW-DALE』をPDFで公開していく予定です。おもに鹿児島についてのテキストになります。忘れられている、忘れ去られている話題を取り上げていく予定です。時代遅れというか、時代とずれた話が続く予定です。

 

my favorite things

 しばらく「20世紀書店」が続きます。ほかの世紀にもお邪魔します。

 

192. 1995年の峯村幸造『孤拙優游』(2016年11月30日)

1995年の峯村幸造『孤拙優游』

秋朱之介『書物游記』(1988年、書肆ひやね)には、1988年1月16日、横浜本牧の秋朱之介の自宅で開かれた座談会を記録した別冊がついています。
そのメンバーは、秋朱之介、齋藤専一郎、岡澤貞行、伊藤滿雄、佐々木桔梗、比屋根英夫、峯村幸造、荻生孝。
書物の収集家、「書痴」といったほうがいい人たちの集まりです。

そのうちの一人、峯村幸造が古稀を迎えたときに出した本が『孤拙優游』です。大正14年(1925年)2月28日生まれとあります。富岡多恵子の小説『壺中庵異聞』(1974年、文藝春秋)の登場人物、橘村好造は峯村幸造がモデルですが、小説中の橘村は40歳代だったわけです。

版元の鹿鳴荘の主人も、同じく秋朱之介を囲んだ座談会参加者の伊藤滿雄です。

峯村幸造は、インテリアの施工会社を経営する一方、「趣味のない人生ほど寂しい人生はないと考える私にとって、私の趣味は本であり、書物である。その研究と蒐集である」「 私の場合、趣味は本一本にしぼって、ゴルフ・マージャン・カーといったものには全く見向きもしなかった」の言葉の通りの書物収集家として知られています。

『孤拙優游』は、近しい人に贈られた少部数の本ですが、私は古書店で手に入れました。