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スワロウデイル

 編集工房SWALLOW-DALEのアーカイヴ準備室です。ときどき更新します。

平田信芳文庫

 平田信芳(1930年9月15日 - 2014年2月15日)の思い出に、
「平田信芳文庫」を開設しました。(2014年10月28日)

 

SWALLOW-DALE

 不定期刊小冊子『SWALLOW-DALE』をPDFで公開していく予定です。おもに鹿児島についてのテキストになります。忘れられている、忘れ去られている話題を取り上げていく予定です。時代遅れというか、時代とずれた話が続く予定です。

 

my favorite things

 しばらく「20世紀書店」が続きます。ほかの世紀にもお邪魔します。

 

201. 1928年の佐佐木信綱・佐佐木雪子『竹柏漫筆』(2017年3月17日)

      1928年の佐佐木信綱・佐佐木雪子『竹柏漫筆』背

古本屋さんで、上のような書物の箱の背文字を見たとします。
なにかぴんと来ますか?

あれ、これは、資生堂の書体? と反応するのが、いちおう正解です。

つまり、資生堂書体をつくった小村雪岱(1887~1940)が装幀した本ということになります。
昭和3年、1928年の本。版元は実業之日本社。佐佐木信綱(1872~1963)・佐佐木雪子(1874~1948)夫妻が、佐佐木信綱が主宰した竹柏会の短歌誌『心の華』にそれぞれ連載していた随筆をまとめた本ということのようです。佐佐木信綱は「竹柏漫筆」、佐佐木雪子は「西片町より」のタイトルで、二部構成になっています。

序文を新村出(1876~1967)と松村みね子(片山廣子、1878~1957)が書いているのも目を引きます。

小村雪岱といえば、秋朱之介編集の『書物』誌(三笠書房)でも、表紙に小村雪岱の版画が使われていました。