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スワロウデイル

 編集工房SWALLOW-DALEのアーカイヴ準備室です。ときどき更新します。

平田信芳文庫

 平田信芳(1930年9月15日 - 2014年2月15日)の思い出に、
「平田信芳文庫」を開設しました。(2014年10月28日)

 

SWALLOW-DALE

 不定期刊小冊子『SWALLOW-DALE』をPDFで公開していく予定です。おもに鹿児島についてのテキストになります。忘れられている、忘れ去られている話題を取り上げていく予定です。時代遅れというか、時代とずれた話が続く予定です。

【2017年12月14日】『SWALLOW-DALE 05』として『平田信芳選集II 石碑夜話』のPDFを公開しました。

 

my favorite things

 しばらく「20世紀書店」が続きます。ほかの世紀にもお邪魔します。

 

235. 1978年のゲーリー・スナイダー『亀の島』サカキナナオ訳 (2018年5月30日)

1978年のゲーリー・スナイダー『亀の島』サカキナナオ訳表紙

1978年に刊行された、アメリカの詩人ゲーリー・スナイダー(Gary Snyder、1930~ )の詩集『亀の島』です。1974年にアメリカでピューリッツァー賞を受賞していて、一般的な評価も高い詩集です。後半部の「説話(Plain Talk)」は、その後の世界的な環境保護運動の指針となったテキストです。

翻訳者は、鹿児島の薩摩川内出身の放浪詩人・ヒッピー詩人、サカキナナオ(1923~2008)です。
「ななおさかき」であったり「ナナオサカキ」であったり、名前の表記は時と場合によって変わっています。NANAO SAKAKIの詩は、英語・フランス語はじめ十数か国語に翻訳されています。ナナオサカキは、ゲーリー・スナイダーやアレン・ギンズバーグ(Allen Ginsberg、1926~1997)といったビート詩人たちに、先を歩む人として尊敬される存在だったようです。

裏表紙には、ゲーリー・スナイダーの当時の家族写真が使われています。

戦後のアメリカの詩人というと、「Pale Face」と呼ばれる書斎派のジョン・アシュベリー(John Ashbery、1927~2017)と「Red Skin」と呼ばれるゲーリー・スナイダーが思い浮かぶのですが、去年亡くなったアメリカの詩人ジョン・アシュベリーが、最後にまとめていたコラージュ集がついに出て、そのコラージュと詩の結びつきが、絵に描いたような20世紀的様式だなあと面白かったので、アシュベリーの詩集を突っ込んでいた棚をひっくり返していたら、ゲーリー・スナイダーの『亀の島』(1978年)が出てきました。